コンタクトレンズによるアレルギーとは?どんな症状が出る?
コンタクトレンズによるアレルギーとは
アレルギーとは、アレルゲンに暴露されることにより、免疫反応が起こり、さまざまな症状が出る状態を指します。コンタクトレンズの使用に関連するアレルギー性結膜炎には、巨大乳頭結膜炎などがあります。
コンタクトレンズには、空中の花粉・ハウスダストなどのアレルゲン物質が付着してしまうことがあります。また涙に含まれるタンパク質がコンタクトレンズに付着し、時間とともに変性してアレルゲンとなることがあります。これにより、瞼の内側にある結膜にアレルギー反応が出てしまうことがあるといわれています。
コンタクトレンズによるアレルギーの症状
コンタクトレンズによるアレルギーの症状は、目のかゆみや充血といったものの他に、さまざまな症状も現れます。どのような症状があるのか、見ていきましょう。
まぶたの裏側に乳頭ができる
まぶたの裏側が炎症をおこして、ブツブツとした乳頭といわれる隆起がいくつもできることがあります。直径1mm以上の乳頭を、巨大乳頭といい、コンタクトレンズによるアレルギーの場合には巨大乳頭結膜炎を引き起こすことがあります。
目がゴロゴロする
まぶたの裏側にできた乳頭が、まばたきのたびに角膜と接触することでゴロゴロしたり、異物感が生じたりすることがあります。
目やにが出る
目やには、目の新陳代謝によって出た老廃物や目に入った異物が固まったものです。アレルギーなどで目に炎症が起きると、普段より目やにの量が増えることがあります。コンタクトレンズによるアレルギーの場合には、透明でさらさらとした目やにが出て、乾くと粉を吹いたようになります。さらに、症状が悪化すると角膜の周囲が充血してゼリー状の目やにが出ることもあります。
まとめ
コンタクトレンズによるアレルギーの一番の原因は、コンタクトレンズの付着物といわれていますので、眼科医の指示に従って正しい使用方法を守り、定期的な検査を受けることで、快適な目の状態を保つようにしましょう。
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