老眼には 遠近両用
コンタクトレンズ
~ハードもソフトも~
「スマホの文字が読みにくい」「細かい字にピントが合うまで時間がかかる」。もしかすると、それは老眼の症状かもしれません。今回は、そんな老眼の頼もしい味方である遠近両用コンタクトレンズについてご紹介します。
- ❶老眼とは?
- ❷老眼のサイン(症状)とは?
- ❸老眼はいつから始まる?遠近両用コンタクトレンズ使用の適齢期とは
- ❹老眼の矯正(対策)は遠近両用コンタクトレンズでも可能
- ❺老眼鏡と遠近両用コンタクトレンズの違い
- ❻遠近両用コンタクトレンズの種類
- ❼まとめ
老眼とは?
老眼とは、加齢が原因で目のピント調節力が下がり、近くのモノが見えにくくなるなどの症状のことをいいます。
人は近くのモノを見るとき、目の中にある水晶体を厚くすることで目に入った光を大きく屈折させ、ピントを合わせています。しかし、水晶体が加齢によりかたくなっていくと、水晶体の形を変えることで行なわれていたピント調整力が下がり、結果として小さな文字などが見えにくくなるという症状が出てきます。

老眼のサイン(症状)とは?
下記のような症状が出てきたら、老眼の可能性があります。
・スマートフォンや新聞の文字などの小さくて細かい字が読みづらい
・ピントが合わせづらく、ぼやけて見える
・うす暗いところでモノが見えづらい
モノを見る距離が以前と比較し遠くなったと感じたら、ピント調節力が低下しているサインかもしれません。
老眼はいつから始まる?遠近両用コンタクトレンズ使用の適齢期とは
一般的には40歳を過ぎたころから老眼の症状を感じるようになるといわれているため、40歳を過ぎ、日常生活で不便を感じるようになった時が適齢期といえます。
しかし、目の調節力の低下自体は、もっと前から始まっており、10代、20代、30代、と少しずつ調節力は衰えています。
日常生活の中で気づきやすくなるのが40歳を過ぎたころ、ということです。
老眼の矯正(対策)は遠近両用コンタクトレンズでも可能
老眼といえば老眼鏡や遠近両用メガネを使うイメージがあるかもしれません。しかし最近では、遠近両用コンタクトレンズの種類も増えており、老眼対策の選択肢のひとつとなっています。
遠近両用コンタクトレンズは、アキュビュー® の場合、1枚のレンズに、中心部分には近くを見る度数、周辺には遠くを見る度数と、同心円状に異なる度数が配置されています。近くを見る度数も遠くを見る度数も常に使っているため、視線を動かさず遠くも近くも自然に見えるようになります。
※見え方には個人差があります。

老眼鏡と遠近両用コンタクトレンズの違い
老眼鏡とは、目の調節機能を補助し、近い距離でピントを合わせやすくするメガネのことです。
基本的に近くを見るのに適した度数になっており、遠くを見るとぼやけます。そのしくみから、対象物の距離によって、老眼鏡をかけたりはずしたりする必要があります。
一方、遠近両用ソフトコンタクトレンズの場合、近距離用の度数と遠距離用の度数が、1枚のレンズに配置された構造になっています。
このため、近くも遠くも自然に見えるのが特徴です。
詳しい違いはこちら https://acuvuevision.jp/article/253

遠近両用コンタクトレンズの種類
遠近両用コンタクトレンズには、一般的なコンタクトレンズと同様に、ハードもソフトもあります。まずは眼科医に相談して、適切な遠近両用コンタクトレンズを処方してもらいましょう。
まとめ
遠近両用コンタクトレンズは、ライフスタイルを変えることなく、見えづらさを改善することができます。老眼対策の選択肢のひとつとして、遠近両用コンタクトレンズを検討してみてはいかがでしょうか。老眼かなと思ったら、まずは眼科医にご相談ください。
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◎ご使用前に必ず添付文書をよく読み、取扱い方法を守り、正しく使用してください。
●使用期間を超えることなく、定期的に新しいレンズと必ず交換してください(2週間交換タイプ)。
●使用済みレンズは再装着しないでください(1日使い捨てタイプ)。
●装用スケジュールおよび装用時間を正しく守ってください。
●定期検査は目に異常を感じなくても必ず受けてください。
●少しでも異常を感じたら、直ちにレンズをはずして眼科医の検査を受けてください。
●連続装用はできません。眠るときは必ずレンズをはずしてください。
●適切なレンズケアを行ってください(2週間交換タイプ)。
販売名:ワンデー アキュビュー モイスト 承認番号:21600BZY00408000 ®登録商標
※ 装用感、見え方には個人差があります。