コンタクトレンズを水道水で洗うリスクと正しい洗浄・保存方法について
コンタクトレンズを落としてしまった時やケア用品を切らした時などに、「水道水でコンタクトレンズを洗っても大丈夫かな」などと考えた経験のある方も多いのではないでしょうか? この記事では、ソフトコンタクトレンズを水道水で洗うリスクと正しい洗浄・保存方法について解説します。
作成日: 2022/12/13
更新日: 2024/05/16
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水道水での洗浄・保存はともにNG
水道水には微生物が含まれている可能性があり、感染症などを引き起こすことがあります。また、ソフトコンタクトレンズに水道水が付着することで、レンズの変形や変色の原因になることがあります。水道水でソフトコンタクトレンズを洗浄・保存はしないでください。
コンタクトレンズの正しいケア方法
目の健康維持のため、コンタクトレンズの正しいケア方法を確認しておきましょう。
ここでは、MPS(マルチパーパスソリューション)を使った、定期的に交換するタイプのソフトコンタクトレンズの正しい洗浄方法と保存方法を解説していきます。
正しい洗浄方法
- 石鹸で手を洗う
- 手のひらにレンズをのせる
- MPSを適量つける
- 指の腹で、レンズの表と裏を十分にこすり洗いする
- 洗ったレンズの両面をMPSですすぎ洗いする
- 専用ケースにMPSを入れる
- ケースの中にレンズを浸し、ケースのフタを閉める
- 十分な時間放置する
ここで解説した洗浄方法は、あくまで一般的なものです。洗浄方法や放置時間などはメーカーによって異なるため、使用しているケア用品の説明書に従ってください。具体的なケア方法については、眼科医の指導に従ってください。
正しい保存方法
また、ソフトコンタクトレンズを保存する際は、以下の点に注意しましょう。
- 専用レンズケースを使用する
- レンズケースにレンズ全体が完全に浸る量のMPSを入れる
- レンズが液に完全に覆われるように、しっかりと浸ける
まとめ
水道水でソフトコンタクトレンズを洗浄・保存すると、目のトラブルを引き起こす場合があります。必ずケア用品を使用してください。
万が一、水道水でソフトコンタクトレンズを洗ってしまった時は、装用せずに処分してください。目の健康のためにも、正しい方法でケアをするように心がけましょう。
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