恋愛すると瞳孔が開く?アイコンタクトとの関係性とは?
瞳孔とは?
瞳孔とは、いわゆる「黒目」の中央のより黒い部分です。鏡で目を見ると、黒目の中央に、より黒い丸があるのがわかりますよね。ここが瞳孔です。瞳孔は、黒目を通ってきた光をさらに目の奥に通す入り口になっています。
瞳孔はどんなときに変化する?
瞳孔は、「虹彩(こうさい)」と呼ばれる円盤状の筋肉の膜の中央にある穴です。虹彩はカメラの絞りに相当し、伸び縮みすることで瞳孔のサイズが大きくなったり、小さくなったりします。
瞳孔は、明るいところでは目に入る光の量を少なくするために閉じ、反対に暗いところでは多くの光を取り入れるために広がるのが特徴です。
また、瞳孔はその人の感情によっても大きさが変化します。興味や好意を持つ人やモノに対しては瞳孔が大きくなり、興味のないものに対しては瞳孔が小さくなるとされています。
瞳孔とアイコンタクトの関係性
アイコンタクトは、相手との関係を親密にするコミュニケーションのひとつといわれています。恋愛において、相手に好意的なアイコンタクトを送ることは重要といえるでしょう。しかし、アイコンタクトは短すぎても長すぎても不快に思われる可能性があります。はたして、どのくらいの時間が適切なのでしょうか。
イギリスの科学雑誌『Royal Society Open Science』に掲載された、アイコンタクトに関する研究によると、11歳から79歳までの498人(男性224人、女性274人)に、俳優がじっと見つめてくるビデオを見てもらったところ、心地よいとされるアイコンタクトの時間は約3.3秒であることがわかりました。この数字は、被験者の瞳孔反応によって導き出されたものです。
また、長い時間アイコンタクトをとりたい人ほど、より早く瞳孔が開くことも判明しました。もし、気になる相手がいたら、まずは3.3秒アイコンタクトをとってみましょう。相手の瞳孔が開いていたら、あえて長く見つめてみてもいいかもしれません。
まとめ
確定的な要素ではありませんが、相手があなたを見つめ瞳孔が開いていたら、好意を抱かれている可能性があるかもしれません。反対に、あなたが相手にさりげなく好意を伝えたいのであれば、アイコンタクトを上手に活用してみましょう。