
コンタクトレンズを作るときの検査とは?
~流れや種類を解説~
コンタクトレンズを作るときは、コンタクトレンズを装用できる目の状態であるか、どのレンズがその人に合うのかを調べるために、眼科で検査を行います。この記事では、眼科でどのような検査が実施されるのか、一般的な流れと検査の種類をご紹介します。
作成日: 2022/12/08
更新日: 2023/03/29
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コンタクトレンズを作る時の検査の流れ
コンタクトレンズ作る時の検査の内容は、その人の目の状態によって異なりますが、一般的には次のような流れで行われることが多いようです。
問診
目の状態や生活習慣、コンタクトレンズの使用経験などについて問診票に記入したり、眼科医から質問されたりします。
他覚的屈折検査(オートレフケラトメータ)
オートレフケラトメータと呼ばれる機械を使って、屈折異常(近視、遠視、乱視)の程度を、他覚的に調べる検査を行います。体に無害な赤外線の光を使って、屈折異常の程度を数値化します。
自覚的屈折検査(視力検査)
他覚的な屈折検査の結果を参考にして、本人の自覚的な見え方を測定します。いわゆる視力検査のことです。視力表などを用いて、近視、遠視、乱視の度合いを調べます。他覚的・自覚的屈折検査の結果は、コンタクトレンズの度数を決める基準となります。
目の検査
コンタクトレンズを装用できる目かどうか、目に異常はないか、を調べるために、眼底検査や目の表面を顕微鏡で観察する検査などを行います。
コンタクトレンズの装用検査
検査用のレンズを装用し、見え方やつけ心地、レンズが目に合っているか等、問題ないかチェックをします。
コンタクトレンズの視力検査
装用検査に問題がなければ、検査用のレンズを装用した状態で視力検査を行います。レンズ度数が強すぎたり、弱すぎたりしていないかを確認した後、コンタクトレンズの度数を決定します。
まとめ
ご紹介した検査項目の他にも、使用方法の説明や、コンタクトレンズを初めて使用される方向けの装用練習などが実施されることもあります。目の健康を維持するため、眼科での検査を受け、眼科医の指示のもと、自分の目に合ったコンタクトレンズを使用しましょう。
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