初めてのコンタクトレンズの作り方 検査内容や購入場所・日々の使い方も解説

初めてのコンタクトレンズの作り方 検査内容や購入場所・日々の使い方も解説

コンタクトレンズを作るときの検査とは?~流れや種類を解説~

初めてのコンタクトレンズの作り方 検査内容や購入場所・日々の使い方も解説

「コンタクトレンズを使い始めたい!でも、何をしたらいいんだろう?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ここでは、初めてコンタクトレンズを作る(購入する)方向けに、眼科で受ける検査の内容や購入方法、装用を開始する際の注意点や日常のケアについて解説します。
作成日: 2022/12/14
更新日: 2024/03/11

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目次

 
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コンタクトレンズの種類について

コンタクトレンズには大きく分けて、「ハードコンタクトレンズ」と「ソフトコンタクトレンズ」の2種類があります。

ハードコンタクトレンズ

硬い素材でつくられているレンズです。同じレンズを毎日ケアしながら使用していきます。

ソフトコンタクトレンズ

水分を含んだやわらかい素材でできているレンズです。同じレンズを毎日ケアしながら使用し続けるタイプのものもあれば、1日使い捨てタイプのものもあります。また、瞳を大きく見せるためのサークルレンズや、目の印象を変えるためのカラーコンタクトレンズもあります。

初めてのカラコンについてはこちら
https://acuvuevision.jp/acuvue-define/article/001

ハードコンタクトレンズ最大の利点は、視力矯正効果の高さです。ソフトコンタクトレンズや眼鏡では矯正できないような微細な乱視も矯正することができます。さらに、目にトラブルが起きた際に違和感を生じやすいため、異常に気づきやすいことも特長の1つと言えるでしょう。ただし、使い始めはゴロゴロとした異物感を感じやすく、慣れるまでに時間がかかる人もいます。
ソフトコンタクトレンズのメリットは、装用感の良さです。また、ハードコンタクトレンズよりも外れにくいため、スポーツをする方に適しています。デメリットとしては、目が乾燥しやすいことや、装用感が良いため目の異常に気づきにくいことが挙げられます。しかし、最近は目が乾きにくいタイプの製品も登場しており、より多くの人がソフトコンタクトレンズを選べるようになってきています。なお、基本的にソフトコンタクトレンズは、ハードコンタクトレンズに比べると視力矯正効果に限界があり、強い乱視には対応できませんが、ある程度までの乱視であれば対応した製品が販売されています。
コンタクトレンズには上記のようなメリット・デメリットがありますが、自分に合った最適なレンズを見つけるには、眼科医の専門的知識が必要です。初めて購入する際には、眼科を受診して適切なレンズを処方してもらいましょう。

コンタクトレンズは誤った使い方をすると目のトラブルを引き起こしかねません。眼科医の指導に基づき正しく使いましょう。

誤ったコンタクトレンズの使用で起こりうる目のトラブルとは? についてはこちら
https://acuvuevision.jp/memamori/contact-lenses/11

コンタクトレンズの作り方(購入方法)4 STEP

コンタクトレンズを初めて作る(購入する)場合は、まず眼科で検査を受け、適切なレンズを処方してもらう必要があります。眼科医の処方が書かれた「処方箋(コンタクトレンズ指示書)」を持たずに直接販売店に行っても、自分に合ったコンタクトレンズを作る(購入する)ことはできませんので注意してください。個人の目の状態に合った製品を適切に選択するためには、眼科医による事前の検査が必要なのです。なお、眼科へ行く際は保険証を忘れずに持参しましょう。
眼科では、基本的に次のような流れで検査・処方が行われます。

STEP① 問診

目に関わる自覚症状やコンタクトレンズの使用目的、ライフスタイルなどを質問されます。これらの情報を元に、どのようなコンタクトレンズが適切なのか判断していきます。

STEP② 検査・診察

目の健康状態を確認するための検査を行います。視力検査に加えて、目に傷や炎症がないかを診断し、コンタクトレンズを装用しても問題ないことを確認します。検査結果をもとに、どのようなタイプのレンズが適しているか判断します。

STEP③ 装用テスト・決定

検査結果にもとづいて眼科医が選んだテスト用のコンタクトレンズを装用し、レンズが目に合っているか、見え方やつけ心地などを確認しながら、最適なレンズを選びます。

STEP④ コンタクトレンズの取り扱い方法についての説明

最後に、コンタクトレンズのつけ外しやケアの方法などについて説明を受けます。もしわからないことや不安なことがあれば、質問して必ず確認しておきましょう。

コンタクトレンズを購入できる場所は?

コンタクトレンズを購入できる場所は、主に以下の3つです。

①眼科

検査を受けた眼科でレンズを購入できる場合もあります。

②販売店

販売店で購入する場合は、眼科医の処方が書かれた「処方箋(コンタクトレンズ指示書)」を持っていきましょう。処方箋(コンタクトレンズ指示書)には有効期限がありますので、期限内に購入するようにしてください。

③インターネット・通販

コンタクトレンズは、インターネットや通販でも販売されています。ただし、実店舗での購入と同じ様に、インターネット・通販でも「眼科医の処方・指示に基づく販売」が推奨されています。安全に装用するためにも、購入前には眼科を受診して処方箋(コンタクトレンズ指示書)を出してもらいましょう。特に、初めてコンタクトレンズを購入する場合は、必ず眼科を受診してください。

コンタクトレンズを通販で購入する場合の注意点 についてはこちら
https://acuvuevision.jp/memamori/contact-lenses/241

コンタクトレンズを作る(購入する)時のポイント

きちんと相談して不安を解消する

コンタクトレンズに関してわからないことがあれば、眼科で遠慮せずに相談しましょう。特に、コンタクトレンズを初めて購入する方は、つけ外しの方法やケア方法などわからないことが多いと思います。気になることはどんどん質問して、疑問や不安を無くしておくことが大切です。

2回目以降の場合

目の状態によっては、度数やレンズの種類を変えたほうが良い場合があるため、2回目以降も、コンタクトレンズを購入する際は、眼科を受診することをおすすめします。

定期的に検査を受ける

コンタクトレンズ装用時の見え方や目の状態は、時間が経つにつれてだんだんと変化していきます。どんなに調子が良くても、気づかないうちに目の病気などが起きているかもしれません。気づかないうちに悪化させてしまった、ということがないように、眼科医の指示に従って定期検査を受けましょう。

コンタクトレンズを作る(購入する)のは未成年でもOK?

未成年でもコンタクトレンズを使用している人はいます。年齢よりもむしろ自覚を持って正しく使えるかどうかが重要です。最終的な判断は医療機関に委ねられますので、まずは眼科医に相談しましょう。

持っているメガネと同じ度数で作る(購入する)のは可能?

コンタクトレンズとメガネの度数は同じとは限りません。コンタクトレンズはメガネよりも目に近いところにレンズがあるため、メガネと同じ度数だと強すぎてしまったり弱すぎてしまったりすることがあります。また、乱視を矯正するメガネを持っている方の場合、同じ乱視度数や乱視の角度(軸)がコンタクトレンズでは存在しない場合もあります。眼科医の処方に基づき、自分の目にあうものを装用しましょう。

初めてコンタクトレンズを作った(購入した)ときの使い方

初めてコンタクトレンズを使用する方の場合、初日から長時間装用することはできません。眼科医の指導に従い、1週間くらいかけて徐々に装用時間をのばしていきます。

標準的な装用スケジュール

1日目 6時間
2日目 8時間
3~6日目 12時間以内
7日目以降 終日装用*

*標準的な終日装用は1日12~14時間です。

私たちの目にとって、コンタクトレンズは「異物」です。そのため、つけ始めの頃は装用している感覚に慣れず、目に異物感を覚えることもあります。しかし、大体1週間くらいで慣れてきて、装用時に違和感を感じることはほとんどなくなってきます。1週間以上経っても違和感が続く場合は、すぐに眼科医の診察を受けましょう。

初めてコンタクトレンズを作った(購入した)時のお手入れ方法

目に装着した後のコンタクトレンズは、きれいに見えても汚れが付着しています。汚れたコンタクトレンズを装用すると、汚れに起因するアレルギー性の炎症や感染症のリスクが高まります。1日使い捨てタイプ以外のコンタクトレンズは、毎日適切なレンズケアを行いましょう。

ハードコンタクトレンズのケア方法

浸け置きとこすり洗いの2種類があります。

ソフトコンタクトレンズのケア方法

ソフトコンタクトレンズは、洗浄・すすぎ・消毒・保存の4つのケアが必要です。ケア用品には、「過酸化水素製剤」、「ポピドンヨード製剤」、「マルチパーパスソリューション(MPS)」の3種類があります。

正しいコンタクトレンズのケア方法 についてはこちら
https://acuvuevision.jp/memamori/contact-lenses/028

まとめ

初めてコンタクトレンズを作る(購入する)際には、眼科医による検査と処方を受ける必要があります。事前に流れを知っておくと安心です。自分の目にあうコンタクトレンズを手に入れて、快適な生活を送りましょう。

参照サイト

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