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スマホ老眼とは?若者にも起こり得る症状とは?
若者でもパソコンやスマートフォン(以下、スマホ)などの画面を近距離で見続けることにより、一時的に近視のような症状が起きることがあります。
パソコンやスマホなどの画面を見続けると、近くにピントがあったまま元に戻りにくい状態になる場合があります。これは、ピント調節の際に使う毛様体筋という筋肉の緊張がとけず、こわばってしまうことにより起きているといわれています。それにより、パソコンやスマホから目を離した際に、一時的に遠くがぼやけて見え、すぐにピントがあわないことがあります。
パソコンやスマートフォン使用時に気をつけたいポイント
パソコンやスマホ使用時に、気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。
長時間使用するときは適度に休憩を入れる
パソコンやスマホを1時間ほど使用したら約10~15分程度*2の休憩を入れ、休憩中は遠くを見つめるようにするとよいといわれています。
画面に目を近づけすぎない
目はモノを見るとき、近ければ近いほど毛様体筋を緊張させるため、近づけすぎないことで緊張の度合いを下げるようにしましょう。また、暗いところでスマホを使用すると、無意識に画面に目を近づけがちになるため、明るいところで使用するようにしましょう。
まとめ
今回ご紹介した方法は、どれも簡単に実践できるものばかりなので、普段からパソコンやスマホを使用する機会が多い方はぜひ試してみてください。
*1 スマホ老眼:疾患名ではありません。
*2 VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン(基発第0405001号)
厚生労働省安全衛生部労働衛生課編、VDT作業における労働衛生管理(ガイドラインと解説)、P104-116、2002
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