コンタクトレンズと涙の関係について~涙の役割を解説~
コンタクトレンズにとっても、涙は重要な存在で、目にうるおいを保つだけではなく、他にもさまざまな役割を果たしています。この記事では、コンタクトレンズと涙にはどのような関係があるのか解説していきます。
作成日: 2022/12/14
更新日: 2024/05/16
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コンタクトレンズと涙は密接な関係にある
コンタクトレンズは目の上にのせて使うものですが、実は直接触れているわけではありません。目は涙に覆われていて、コンタクトレンズはその涙の層で支えられています。そのため、涙の質や量がコンタクトレンズに与える影響は大きいといわれています。
涙の主な役割
涙の役割とは具体的にはどのようなものでしょうか?順番に見ていきましょう。
酸素を目に届ける
目の健康のために重要な酸素ですが、目にはどのようにして酸素が届けられているのかご存知でしょうか。角膜には血管がないため、空気中から涙に溶け込んだ酸素を取り入れているのです。
目に入ったゴミや刺激物を洗い流す
ゴミや煙などの刺激物が目に入ると、反射的に涙が分泌され、異物を洗い流すとともに刺激をやわらげてくれます。「玉ねぎを切ったら涙が出る」というのも、この反射性の涙です。コンタクトレンズに付着した汚れが目に入ってしまった場合も、この涙の自浄作用により、汚れを洗い流してくれています。
コンタクトレンズとの摩擦を減らす
コンタクトレンズを装用時、目がゴロゴロするなどの違和感を覚えた経験はありませんか?その違和感は、まばたきをする際に生じた、コンタクトレンズとまぶたの摩擦による刺激が理由となっている可能性があります。
コンタクトレンズの表面に涙がしっかり保持されると、まばたきの際の摩擦を軽減し、ゴロゴロ感を和らげてくれます。
まとめ
涙にはさまざまな役割があり、目の健康を守る上で重要な役割を担っています。涙が不足していると、コンタクトレンズ装用時に不快感があったり、角膜を傷つけてしまうなどの目のトラブルになることもあるため、何か普段と違う点があるなど気になることがあれば早めに眼科を受診し、検査を受けるようにしましょう。
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