
まばたきでコンタクトレンズがずれるのはなぜ?ずれてしまう時の対処法は?
まばたきは、目の乾燥を防ぐ上で大切な役割を担っています。しかし、コンタクトレンズ装用中の場合、まばたきをした際にレンズがずれ、不快感を覚えることがあります。この記事では、コンタクトレンズがまばたきの時にずれるしくみや、緩和のためにできることについて解説します。
作成日: 2022/12/14
更新日: 2023/02/09
memamori-icon-eye.png

まばたきでコンタクトレンズがずれる理由
ソフトタイプの場合
ソフトコンタクトレンズは、柔らかく水分をたっぷり含んで目になじみやすいのが特長ですが、場合によっては、レンズの表面の涙が不安定になりやすく、乾燥しがちになります。すると、まぶたとレンズの摩擦が大きくなり、その摩擦により、コンタクトレンズがずれてしまうことがあるのです。
また、表裏が反対になっている場合も、目のカーブにコンタクトレンズが合わなくなり、ずれたりはずれたりしやすくなります。結膜炎でもずれることがあります。
ハードタイプの場合
ハードコンタクトレンズは目の角膜よりも小さいため、激しいスポーツをしたり、強くまばたきをしたりすると、はずれたりずれてしまうことがあります。
まばたきの際のコンタクトレンズのずれが気になる場合にできること
コンタクトレンズの表裏を確認する
ソフトコンタクトレンズの場合には、表裏が合っているか確認した後に装用するようにしましょう。コンタクトレンズの表裏は、ふちの形や識別マーク(アキュビュー® シリーズの場合は123マーク※)などで確認することができます。
※アキュビュー® シリーズの場合、ワンデー アキュビュー® モイスト® 乱視用、ワンデー アキュビュー® ディファイン® モイスト®、アキュビュー® オアシス® 乱視用 には123マークがありませんのでご注意ください。
目の乾燥への対策を行う
目が乾燥していると、コンタクトレンズがずれやすくなるといわれています。意識的にまばたきをしたり、コンタクトレンズ用の目薬をしたりするなど、目の乾燥への対策を行うことで、コンタクトレンズのずれを緩和できる可能性があります。
まとめ
このように、まばたきによるコンタクトレンズのずれは、装用しているコンタクトレンズの種類や、目の状態によって原因が異なることがあります。まばたきをするたびにコンタクトレンズがずれるようであれば、結膜炎などが原因になっていることもありますので放置せず眼科医に相談しましょう。
memamori-icon-pick-up.png

memamori-icon-ranking.png

memamori-icon-tag.png

コンタクトレンズを探す
コンタクトレンズを探す