
アレルギーを持っていてもコンタクトレンズは使える?おすすめのレンズは?
今や国民病ともいわれる花粉症、実は、正式な病名はアレルギー性結膜炎(鼻炎)なのです。目がかゆくてつらい、という思いをした方も多いのではないでしょうか。実はこのようなアレルギーを起こす物質は花粉だけではなく、一年を通してアレルギーに悩まされる人もいます。そこで、目のかゆみなどの症状が表れるアレルギーでもコンタクトレンズが使えるかどうか、コンタクトレンズを装用した場合どのようなことが起こりうるのか、疑問に思う人も多いかもしれません。そこで今回は、アレルギーをお持ちの方のコンタクトレンズ使用について解説します。
作成日: 2022/12/14
更新日: 2023/03/09
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アレルギーで目がかゆくなるしくみ
そもそもアレルギーがあると、なぜ目がかゆくなるのでしょうか。アレルギーとは、本来人体に無害である異物に対して免疫系が反応し、「抗体」を作り出して、排除しようとする現象のことです。アレルギーが起こるためには、人体がその異物を記憶している状態にあることが必要で、これを感作といいます。
花粉やハウスダストなどがすでに感作されている目に侵入すると、IgEと呼ばれる抗体が産生され、ヒスタミンが大量に放出されます。このヒスタミンが目の血管や知覚神経に反応することで、強いかゆみや充血を引き起こすのです。このような症状をアレルギー性結膜炎といいます。


アレルギーでもコンタクトレンズは使える?
アレルギーの症状によっては、コンタクトレンズを装用できない場合があります。自己判断せず、必ず事前に眼科医に相談しましょう。あなたの目の状態をチェックして、コンタクトレンズを装用しても問題ないかどうかを確認してもらえます。
特に問題がなければコンタクトレンズの処方を受けます。コンタクトレンズの扱い方については、眼科医の指示を仰ぎましょう。
コンタクトレンズを装用時にアレルギー性結膜炎を発症したら?
アレルギー性結膜炎を発症すると、かゆみや目やに、涙目、充血、異物感などの症状が現れます。かゆいからといって、目をこすってしまうと、更なる目のトラブルにつながりかねません。コンタクトレンズを装用しているときに、アレルギー性結膜炎の症状に気づいたら、目をこすらず、コンタクトレンズをはずしましょう。
まとめ
アレルギーを持っている場合、症状によってはコンタクトレンズを使用できないことがあります。自己判断はしないで、まずは眼科医に相談しましょう。アレルギー性結膜炎の症状に気づいたら、コンタクトレンズをはずして、早めに眼科を受診してください。
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