
アキュビュー® シリーズコンタクトレンズにおける酸素透過率一覧
目の健康を保つためには、酸素が必要です。角膜は涙に溶け込んだ酸素を取り込んでいますが、コンタクトレンズを装用すると酸素を取り込みにくくなるため、酸素透過率(※1)が高いものを装用することが重要なポイントの1つとされています。 アキュビュー® のコンタクトレンズはすべて酸素透過率(※1)の一定の基準を満たしていますが、その中で、酸素透過率(※1)が高いアキュビュー® のコンタクトレンズをご紹介します。
作成日: 2022/12/14
更新日: 2022/12/26
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アキュビュー® シリーズのコンタクトレンズにおける酸素透過率(※1)
酸素は目の健康に重要なのですが、コンタクトレンズを装用すると、素材によっては裸眼に比べて酸素の供給量が減ってしまいます。一般的には、酸素透過率が24.1以上であることが望ましい(※2)といわれており、アキュビュー® 製品はすべて24.1以上で、この基準を満たした素材を使っています。
ポリ−2−ヒドロキシエチルメタクリレート(P-HEMA)
この素材のソフトコンタクトレンズは、柔らかくて目になじみやすいことが特徴です。
P-HEMA素材を使ったアキュビュー® のコンタクトレンズの酸素透過率(※1)は次のようになります。
- ワンデー アキュビュー® モイスト® :33.3
- ワンデー アキュビュー® モイスト® マルチフォーカル:33.3
- ワンデー アキュビュー® モイスト® 乱視用:31.1
- ワンデー アキュビュー® ディファイン® モイスト® :33.3
シリコーンハイドロゲル素材
この素材のソフトコンタクトレンズは、酸素透過率(※1)が非常に高いことが特徴です。この素材は、酸素が直接素材も通過して目に届き、裸眼時の98%もの酸素が届きます(※3)。
シリコーンハイドロゲル素材を使ったアキュビュー® のコンタクトレンズの酸素透過率(※1)は次のようになります。
- ワンデー アキュビュー® オアシス® :121
- ワンデー アキュビュー® トゥルーアイ® :118

まとめ
コンタクトレンズは、目の状態やライフスタイルに合っているか、という点以外に、酸素透過率(※1)がいくつであるかも重要といえます。酸素透過率(※1)の高いコンタクトレンズの使用を検討したい場合は、眼科医に相談してみましょう。
※1 酸素透過率(Dk/L値)×10-9 (cm・mLO2 /sec・mL・mmHg) 測定条件35℃(-3.00Dの場合) Polarographic method, boundary and edge corrected.
※2 Holden and Mertz, 1984
※3 酸素流量率が裸眼時の約98% 酸素流量率=コンタクトレンズ装用時に角膜に届く酸素の量 / 裸眼時に角膜に届く酸素の量。 A Model of Oxygen Flux:Brennan 2001(開瞼時)に基づく / 中心部における測定
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