コンタクトレンズを使用するなら必ず眼科の定期検診を受けましょう
目の定期検診はなぜ必要なの?
定期検診では、目に異常がないか、コンタクトレンズは目に合っているのかなどを確認します。
今は違和感もないしよく見えている、という場合でも、なぜ定期検診を受けることが大切なのでしょうか。
自覚症状がなくてもトラブルが起きていることがある
本当は目にトラブルが起こっているのに、自覚症状がないということはよくあります。
もし角膜にキズがあったとしても、小さい場合には痛みなどがない場合もあり、気づかない場合もあります。いつも通りの生活をしているうちに、細菌などの感染により、激しい痛みや充血、まぶしさなどを生じるほど症状が進行してしまうこともあります。症状があらわれ始めてから気づくのではなく、痛みやかゆみを感じないうちに、キズを治してしまいたいですよね?そのためにも、自覚的に異常がなくても定期検診をきちんと受ける、ということが大切なのです。
体調変化の原因が目にあることも
近頃、肩がこる、頭痛がする、など以前には感じなかった体調の変化はありませんか?もしかしたら、それは目の状態の変化による、目の疲れが原因のひとつになっているかもしれません。
目が疲れやすくなる原因には、度数が合わなくなったコンタクトレンズ、ドライアイ、キズや付着物のついたコンタクトレンズなどがあげられます。コンタクトレンズユーザーに限りませんが、初期の白内障や緑内障も何となく目が疲れるという症状のもとになる場合もあります。定期検診をしっかり受けることで、こういった異常に早く対処することが可能になります。目が疲れると、肩こりや頭痛、吐き気、イライラなど、全身の症状につながることがあるといわれています。もちろん、目の疲れのせい、と自己診断するのではなく、内科など、目以外に原因となる病気がないことは病院で確認するようにしましょう。
定期検診の頻度
コンタクトレンズをお使いの場合、目の定期検診は、3か月に1度程度が目安です。具体的な頻度については、眼科医と相談の上、指示に従いましょう。
まとめ
目にトラブルが起こっているのに、自覚症状がないということがあります。目にトラブルが起こっているということを、定期検診で初めて分かることも多いのです。見え方や状態の変化によっては、これまで使っていたコンタクトレンズが目に合わなくなっていて、体調に影響を与えているかもしれません。
眼科医と相談の上、必ず適切な頻度で定期検診を受けるようにしましょう。
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