コンタクトレンズケースの正しい使い方・ケア方法とは?
コンタクトレンズケースの使用用途
1dayタイプなどの使い捨てコンタクトレンズを装用されている方以外は、コンタクトレンズケースを使用されていますよね。レンズをはずした時には、必ず必要になるコンタクトレンズの保存ケースです。また、外出するときにコンタクトレンズを外さなければならなくなったときや、旅行に行くときの必需品でもあります。
コンタクトレンズケースの正しい使い方
毎日使用するコンタクトレンズケースですが、正しい使い方を知らないと、目のトラブルを引き起こすきっかけになる可能性があります。
コンタクトレンズケースは「いつもきれいに洗っているので、交換する必要がない」、「ケースにはいつも保存液を入れているから清潔だ」と思っていませんか?
一見、汚れていないように見えるケースですが、定期的に新しいものと交換するようにしてください。新しいケア剤のボトルを開けるときに、ケースを交換するのも良いと思います。
コンタクトレンズケースの交換が必要な理由
コンタクトレンズのケアが行き届いていても、ケースが汚れていては意味がありません。
ケースにキズがあれば、汚れが付いたり細菌が繁殖したりするかもしれません。そうなってしまうと、細菌による感染症を起こしてしまうことがあります。
清潔なケースでなければ、コンタクトレンズにも微生物が付着し、それを装用する目のトラブルにつながる可能性があります。そのため、定期的にコンタクトレンズケースを交換し、常に清潔に保つことが大切なのです。
コンタクトレンズケースのケア方法
コンタクトレンズケースのケア方法は以下の通りです。
- レンズを取り出したら、ケースに残ったケア剤を捨てる
- ケース(フタ、本体)をMPSまたは水道水で洗浄する*1
- 水をよく切って、フタをあけた状態で自然乾燥*2させる
コンタクトレンズケースをケアする際のポイント
フタもよく洗う
コンタクトレンズケースを洗う際、本体はしっかり洗うけれどフタの洗浄は簡単に済ませてしまう方もいるようです。フタに付着した汚れも残らないよう、本体だけでなく、フタもよく洗いましょう。
1~3か月を目安に交換する
ソフトコンタクトレンズケースはだいたい1~3か月を目安に新しいものに交換してください。見た目に問題がなかったとしても、使用によってできた細かなキズに汚れ・細菌が付着したり、洗面所などに生息する感染症の原因となる微生物がレンズケースに付着する可能性も考えられるためです。
まとめ
目の健康のためにも、コンタクトレンズケースの正しい使い方とケア方法を習慣づけ、ケースを清潔に保つように心掛けましょう。
*1 過酸化水素製剤のケースは水道水で洗浄します
*2 布などでふくと雑菌がつく可能性があるため自然乾燥させましょう
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