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Q

目が疲れたとき、目を閉じると、目薬をさすのと同じ効果があるというのは本当ですか?

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A

目の疲れとドライアイは密接な関係があります。リラックスしているときのまばたきの回数は約20回なのに対し、VDT作業中(パソコンなどのデジタル画面での作業中)にはまばたきの回数が半分以下に減ります。涙はまばたきしたときに目の表面に分泌されますので、目にうるおいを保つにはまばたきの回数が大切になります。実際、眼精疲労対策として厚生労働省が作成したガイドラインでも、デジタル画面を1時間見た後には15分程度の休憩をとることが推奨されています*。 

しかし、ドライアイを発症すると涙の量が減ったり、涙の質の変化によって目の表面に涙が安定して覆われなくなったりするため(『おしえて!瞳のギモン』第12回目を参照)、単純に目を閉じるだけでは目の疲労回復は期待できません。pHや電解質を涙に近く調整した「人工涙液」は点眼した直後だけうるおいますが、5分も経つと目は乾きます。一方、医療用のドライアイ点眼薬は涙を増やしながら目の表面を健康な状態に回復させる効果が期待できますので、「ドライアイかな?」と思う症状があれば眼科を受診して適切な治療を受けると良いでしょう。 

*VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン(基発第0405001号)
 厚生労働省安全衛生部労働衛生課編,VDT作業における労働衛生管理(ガイドラインと解説),P104-116、2002

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、 ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。