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Q

ドライアイって病気なの? コンタクトレンズを装用してもいいですか?

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A

ドライアイは、涙腺からの涙の分泌が減るか、あるいは十分な量の涙があっても、涙の質が低下して涙が目の表面に安定しなくなり目が乾く病気です。年齢(加齢とともに涙の分泌量が減少する)、性別(女性の方がドライアイになりやすい)、環境、コンタクトレンズ、喫煙、抗コリン作用のある薬(向精神薬など)、全身の病気(シェーグレン症候群などの自己免疫疾患)がドライアイの要因になります。
目の乾き、異物感、まぶしさ、目の疲れ、不快感、モノがかすんで見えるなどの多彩な症状が出ます。診断は、フルオレセインという色素で涙を染色し、目の表面に涙がどれくらい安定してとどまるかを検査して行われます。コンタクトレンズはドライアイ悪化の要因になりうるため、病状によっては装用を中止する必要があります。眼科医の指導に従いましょう。

<ドライアイの原因>
ドライアイを招く要因はさまざまあります。パソコンやスマートフォンなどのデジタル画面を見る作業(VDT作業)やコンタクトレンズ装用、エアコンによる低温低湿度な環境もドライアイと関係しています。そのためオフィスワーカーでドライアイになる人が多くいます。ある調査ではオフィスワーカーの約6割がドライアイ(確定または疑い)で、ドライアイによる生産性の低下は労働時間に換算すると年間3日分の損失になるといったデータも発表されています※3

※3 Uchino M, Uchino Y, Dogru M, et al.   Dry Eye Disease and Work Productivity Loss in Visual Display Users: The Osaka Study. Am J Ophth 157(2): 294-300, 2014.

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<ドライアイの治療>
涙の分泌量が少ない、涙の質が悪い、目の表面に傷があるなど、ドライアイを引き起こしている直接の原因に対して、点眼薬などを用いてそれぞれ治療をします。コンタクトレンズの装用については眼科医の指導に従ってください。装用を希望する場合は、涙がレンズの表面に安定しやすいように工夫された素材やデザインを選ぶといいでしょう。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、 ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。