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ドライアイとコンタクトレンズの関係について

多くの現代人が、目の乾燥に悩まされているといわれています。空間の乾燥や目の酷使などの環境要因で目が乾燥しているだけだと思っていても、もしかしたらドライアイになっている可能性もあります。今回は、ドライアイとコンタクトレンズの関係について解説します。

 

目次

1 ドライアイの正体とは?

  1.1 涙が出るメカニズム

2 コンタクトレンズをつけると目が乾燥しやすい?

3 ドライアイの対策は?自分で涙をコントロールできる?

4 まとめ

 

ドライアイの正体とは?

ドライアイとは、涙の量や質が低下することによって、目の表面の健康が損なわれる状態をいいます。一時的に目が乾いているだけと思っていても、実はドライアイだったということもありえます。

 

涙が出るメカニズム

涙は、「涙腺」で作られています。涙腺で作られ、分泌された涙は、まばたきにより目の表面に行きわたります。また、まばたきによるくろ目への刺激が涙の分泌を促してもいます。したがって、まばたきの回数が減ると目が乾いてしまう可能性が高いといえます。

 

涙は、目頭にある「涙点」と呼ばれる小さな穴から、細い管を通って、鼻の奥から喉へ排泄されます。

 

普段、私たちの目を覆っている涙の量は7㎕(マイクロリットル)程度、目薬1滴の約1/7に相当します。薄さは5㎛(マイクロメートル=100万分の1メートル)です。

 

コンタクトレンズをつけると目が乾燥しやすい?

ソフトコンタクトレンズを装用しているときに目が乾燥しやすいと感じるのは、コンタクトレンズにより涙がレンズの上下に分断され、レンズ表面にある涙が薄く不安定になるためです。

ドライアイは、涙の量が減るタイプと涙が蒸発しやすいタイプの2種類に大別されますが、そうでなくてもレンズ表面の涙が不安定になっている状態でさらに、エアコンなどで空気が乾燥している環境で過ごしたり、スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けたりすると、ますます目の乾燥を感じやすくなる可能性があります。

 

ドライアイの対策は?自分で涙をコントロールできる?

まばたきは涙の分泌を促す働きがあるため、意識的に増やすのもひとつの方法ですが、自分で涙の分泌量自体をコントロールすることはできません。

 

また、ドライアイは涙の量だけでなく、質も関係しています。ドライアイ用の目薬もありますが、ドライアイには様々な病態があることが分かっており、その病態に応じてふさわしい目薬も異なります。

 

最近では技術の進化にともない、レンズ表面の涙が安定しやすく、目の乾燥感を覚えにくい、新しいタイプのコンタクトレンズの素材も開発されています。眼科医に相談して、そのようなコンタクトレンズを試してみてもいいかもしれません。

 

これってドライアイ?と思ったら、まずは眼科を受診して、目の状態を調べてもらいましょう。

 

まとめ

コンタクトレンズの装用有無にかかわらず、日常生活の中で目の乾燥が気になることがある、というあなた。目の乾燥を放置していると、目がキズになったりすることもあります。目の乾燥が気になったら、まずは眼科医に相談しましょう