アキュビュー® 【公式】 目目(マメ)知識 目の休憩でパソコン作業が効率化!?

 

あなたは、デジタル機器をどのくらい使っていますか?

携帯電話にスマートホン、パソコンにタブレットPC、デジタルテレビに携帯ゲーム機… デジタル機器が生活に欠かせないものになった一方で、長時間にわたって画面をみる機会が増えています。最近では書籍まで電子化され、 生活の中でデジタル機器に触れる時間は、ますます増える一方です。

パソコンや携帯電話などのデジタル機器を、長時間連続して使ってしまうことは、 だれでも少なからず経験があるはずです。最近ではオフィスでパソコンを使うビジネスマンに限らず、主婦や子供でも こうしたことが多いのではないでしょうか。

 

 

デジタル機器を長時間使用すると健康に悪い?

もし、あなたが、こうしたデジタル機器を長時間使う習慣があるとしたら、 以下に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

  • □ ものがぼやけて見える
  • □ 視力の低下
  • □ 首や肩のこり
  • □ イライラする
  • □ 頭痛がする

これらはいづれも、VDT症候群の症状です。VDTとは「Visual Display Terminal」の略で、 パソコンやテレビゲームなどの機器を使うことで生じるこうした症状を、『VDT症候群』と呼びます。

このような状況を放置し続けると、ドライアイや緑内障を悪化させてしまうことや、 結膜炎などの目の病気の原因になることもあるようです。目以外にも、肩こり、頭痛、さらにひどい場合は、メンタル面の問題を引き起こす一因にもなるとも言われています。

 

 

目をいたわる5つのポイント

以下は、パソコンを長時間使う習慣がある方へ、目をいたわるためのポイントです。

  • 連続作業時間は1時間を越えないように。作業の間に10~15分の休憩を入れよう。
  • 就業中に、体操、ストレッチ、リラクゼーション、軽い運動などをしよう。
  • 画面から目の距離を、約40センチ以上離そう。
  • 画面の上端が目の高さと同じか、目線よりもやや下の位置になるように、画面の高さを調整しよう。
  • 椅子に深く腰掛け、足の裏全体が床に着くように椅子の高さを調整しよう。

厚生労働省:「新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について」より抜粋 1)

上記は、いづれも簡単な注意点です。でも意外にきちんと守ることは難しいと思います。 たとえば、作業の合間に休憩を入れることを習慣化するのは難しいものです。

 

 

パソコンや携帯電話の機能を活用して、予防しよう!

一定周期毎の休憩を入れるために、パソコンや携帯電話のスケジュール機能やアプリケーションなどを活用する方法です。 1時間に1度、画面上にアラートメッセージが表示されるようにしておきます。すると、作業に集中しているときでも、パソコンや携帯電話が、休憩時間の到来を気づかせてくれます。

休憩時間がきたら、軽くその場で伸びをしたり、コーヒーを入れに席を立ったりしてみてください。 しばらくの間は、作業を中断させられることに疎ましさを感じることがあるかもしれません。

しかし、しばらくすると作業にリズムが生まれ、かえって集中できるようになったりするかもしれません。習慣化するには、 簡単な方法から始めることが大切です。ぜひ試してみてください!

 

 

まずは眼科専門医へ相談

目の疲れ防止には、目の状態に「ちょうど良い度数」のコンタクトレンズやメガネを使用することが大切です。見えすぎでも、見えなさすぎてもいけません。
あなたの生活環境にあった「ちょうど良い度数」を探してみましょう!まずは、眼科専門医に、どんな環境でコンタクトレンズやメガネを使っているのか? を伝えて相談することをお勧めします。

また、少しでも目に異常を感じることがあったら、早めに眼科専門医を受診するようにしてください。あなたの目の健康を維持するために、とっても重要なワンポイントです。

参考

1)厚生労働省:

新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について(PDF)