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酸素はどうやってコンタクトレンズを通るの?

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角膜には血管がないため、角膜は、大気中の酸素が溶け込んだ涙を介して、必要な酸素を取り入れています。酸素が不足すると、目が充血したり角膜表面に傷がつきやすくなったり、感染症を起こしやすくなるなど、さまざまな目のトラブルにつながります。
一般にコンタクトレンズを装用すると、裸眼のときに比べて角膜への酸素供給は低下します。角膜の健康を維持するためには、コンタクトレンズの中を酸素が十分に通るかどうかが重要になります。
ハードコンタクトレンズの場合、酸素はレンズ素材内を通って角膜に届けられるだけでなく、まばたきでレンズが動いて涙が循環することで涙にとけこんだ酸素が角膜に供給されます。一方、ソフトコンタクトレンズの場合は、まばたきでわずかに「たわむ」程度で、ハードとちがって大きく動きません。そのため主にソフトコンタクトレンズ素材内を通る酸素が角膜に供給されますが、レンズの素材によって若干、そのしくみが違います。HEMAという素材の場合、レンズの素材内に水分を多く含んでおり、主にその水分に溶け込んだ酸素が角膜に届きます。つまりHEMA素材では、酸素がどれくらいレンズを通るかは、水の酸素の溶けやすさや、レンズに含まれる水分量によって変わってきます。一方、シリコーンハイドロゲル素材は、ハードとHEMAの両方の特徴を持ち合わせていて、酸素がレンズ素材内の水分とくっついてレンズを通り抜けるだけでなく、酸素が素材内をそのままダイレクトに通り抜けるため、HEMA素材よりも多くの酸素が角膜に届けらます。
どれくらいの酸素がレンズを通るかを示した指数を「酸素透過率(Dk/L値)」といいます。酸素透過率が高いほど、たくさんの酸素が目に届きますので、レンズ選びの際には酸素透過率をチェックしておくと良いでしょう。

HEMA素材の場合シリコーンハイドロゲル素材の場合

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、 ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。