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Q

目は、どうやって色を見わけているの?

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A

私たちは、モノから反射した光を目でとらえ、その情報を脳で処理することで、モノの形や色を見ています。しかし、そもそも光には色はありません。光の波長に応じて目の細胞が反応することで、その情報をもとに脳が色を認識しているのです。
テレビやパソコンのディスプレイは、「赤」「緑」「青」の3色だけで表現されているのをご存じでしょうか? 光はこの波長の異なる3つの光で構成され、この3色ですべての色をつくりだすことができます(光の3原色)。
目の網膜には「赤」「緑」「青」のそれぞれの波長に反応する、3つの細胞(錐体細胞)があります。赤の波長の光を感知すると赤の錐体細胞が、紫の波長を感知すると、赤と青の錐体細胞が反応するというしくみです。錐体細胞が反応した情報は視神経を通って脳(大脳皮質)に送られ、その情報をもとに脳が、色(色相)や明るさ(輝度)を認識するといわれています。

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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。