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Q

明るいところから暗いところにいくと、最初は見えにくいのに、だんだん慣れてくるのはなぜ?

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A

目には、明るい場所でモノを見る働きと、暗い場所でモノを見る働きがあり、その切り替えに時間がかかるからです。 
目の奥にある網膜はたった0.1~0.4mmの薄い膜ですが、ここには光を感知する視細胞が1億個以上あります。この視細胞で光をとらえ、脳で像として処理することで、私たちはモノを見ています。
視細胞には、明るい場所で働く「すいたい(錐体)細胞」と、暗い場所で働く「かんたい(杆体)細胞」があります。すいたい細胞は明るい光を感知し、色を識別することができます。一方、かんたい細胞はとても感度が高く、暗い場所で光を感知することができます。しかし色を識別することができません。暗い場所で、モノの形は分かっても色まで見えないのは、このためです。
周りの明るさに応じて、すいたい細胞とかんたい細胞の2つが切り替わって働くのですが、その切り替えには時間がかかります。自動車でトンネルに入ったときなど、明るい場所から急に暗い場所に入ると、しばらく何も見えません。これは、かんたい細胞が働き出すのに時間がかかるためです。かんたい細胞が働きだすにつれて、徐々にモノが見えてきます。これを暗順応といいます。かんたい細胞の働きにはビタミンAが必要で、ビタミンAの摂取が不足すると、夜盲症といって、暗い場所でモノが見えにくくなります。
逆に、かんたい細胞からすいたい細胞への切り替えは比較的早くできるので、トンネルから外に出た瞬間はまぶしくて見えづらいですが、すぐにモノが見えてきます。これを明順応といいます。

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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。