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カラーコンタクトレンズの色素が、目に影響を与えることはないですか?

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カラーコンタクトレンズの着色方法はさまざまであり、その方法によっては、レンズを綿棒でこすった際に、色素が剥げ落ち綿棒に付着したという報告もあります。
色素が目にどのような影響をあたえるかについては、まだはっきりとしたことはわかっていませんが、カラーコンタクトレンズを使っている人で、特に目の痛みなどの自覚症状がなくても、結膜や角膜が傷ついている場合があります(写真)。カラーコンタクトレンズの着色部分と同じ位置に傷がついていることや、患者さんが装用していたカラーコンタクトレンズの断面を観察すると、虹彩色がレンズの表や裏の表面に印刷され、色素が露出していることから、色素そのものによる影響が懸念されます。
こうした状況を考えると、色素が目に直接触れないように、着色方法が工夫されているかどうかは、目の健康にとって大切なことではないでしょうか。
カラーコンタクトレンズを購入の際には、必ず眼科医の診察を受け、自分の目に合うデザインで、かつ着色方法などが目の健康に配慮されたレンズを選んでもらいましょう。

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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。