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Q

コンタクトレンズを装用しているときは、なぜ専用の目薬を使わないといけないのですか?

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A

一般的に目薬に含まれることの多い防腐剤は、コンタクトレンズの下に蓄積したり、レンズに吸着され、目や涙に影響を与えることがあるといわれています。また目薬の成分によっては、コンタクトレンズが変形する可能性も。
目薬とコンタクトレンズには相性があり、さらに装用する人の涙の量や、目の健康状態などによっても状況が異なります。一概にその影響について断定できるものではありませんが、たとえコンタクトレンズ専用の目薬でも、自分の判断で選んで使うことはやめましょう。眼科医に処方されたものを、眼科医の指示に従って使ってください。
もし目の乾燥感などが気になるようであれば、まずは眼科医に相談しましょう。ドライアイであれば、コンタクトレンズを乾燥しにくい素材へ変更するなどで対処できることがあります。また、2週間や1カ月の頻回交換型のレンズを使っている場合は、レンズケアが不十分で、レンズに汚れが付着しているために、乾燥感のような不快感が増強している可能性もあります。レンズケアを正しく見直すだけで解決することもありますので、眼科医の指導を受けましょう。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。