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Q

なぜソフトコンタクトレンズは、目に入れても痛くなりにくいのですか?

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A

角膜(黒目)は、人の体で痛みを感じる知覚神経が最も密度高く分布しているため、敏感な器官といわれています。でもソフトコンタクトレンズは、水分を含んだ非常にやわらかい素材でできていて、さらに涙になじみやすいよう親水性(水へのなじみの良さ)を高める工夫がされているため、目に装用したときに、痛みや違和感を感じにくいのです。またコンタクトレンズの厚みやエッジ部分のデザイン設計といったことも、装用感に影響しています。
一方、ソフトコンタクトレンズをつけていると、「バンデージ効果」といって、角膜にキズができていても、痛みや違和感が軽減され、感じにくい傾向があります。言い換えれば、目にキズができても、ソフトコンタクトレンズを装用していることで症状が隠れてしまい、その結果、病気が自覚症状のないまま重症化する可能性があるということ。目のトラブルを見逃さないために、コンタクトレンズをはずした後は、目の状態をチェックする習慣をつけましょう。

※ 装用感には個人差があります。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。