アキュビュー® 【公式】(EYE LIFE アカデミー) コンタクトレンズと水分の関係

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楽しく学べる瞳の情報コラム EYE LIFEアカデミー

ソフトコンタクトレンズの水分のはたらき

ソフトコンタクトレンズは、スポンジのように水分を取り込むプラスチック素材でつくられています。レンズが水分を含むことで、やわらかく、目になじみやすくなる上、水分を介して、目に必要な酸素が届くようになります。

※シリコーンハイドロゲル素材の場合は、酸素透過性の高いシリコーンが重合されているため、酸素は、レンズの中の水分を介してだけでなく、直接レンズを通ります。

 

レンズの「うるおい」は、水分の量で決まる?

では、レンズの水分は、多い方がいいのでしょうか?
水分が多ければ多いほど、乾きにくく、つけ心地がよくなるのでしょうか?

実は、そうではありません。レンズの水分が多すぎると、逆に水分が失われやすく、レンズは乾きやすい状態になります。
しかもレンズはもろく弱くなり、安全に目に装用することができなくなってしまうのです。
つまりコンタクトレンズユーザーの多くが悩んでいる、目の乾きを改善するには、レンズの水分量だけでは解決できないのですね。

そこでソフトコンタクトレンズには、1日の装用に耐えられる、ちょうどよい量の水分を、なるべく長く、効果的に、レンズとその表面に保てるよう、さまざまな工夫がされています。
うるおい成分(保水成分)をレンズに加えるという方法も、その一つです。

乾燥が気になるこれからの季節。1日中うるおって、つけ心地のいいレンズをお探しなら、レンズの水分を保つしくみについて、注目してみてください。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが東京大学名誉教授・増田寛次郎先生監修のもと、編集しています。