アキュビュー® 【公式】(EYE LIFE アカデミー) 目の見えるしくみ
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目の大きさって、どれくらい?
目は、外から見えている部分はごく一部で、実際は、大人で10円玉より少し大きい直径23~24 mmくらいの、ピンポン玉のような球形をしています。生まれたての赤ちゃんの頃は直径17mm程度しかなく、3歳までに一気に大きくなり、その後20歳頃までゆるやかに成長します。
目は光を感知する、センサー
情報の8割を視覚から得ているといわれるほど、重要な役割を果たしている目ですが、いったい私たちはどうやってモノを見ているのでしょう?
モノを見るというのは、モノから反射した光を目で感じ取り、脳でその情報を認識することをいいます。太陽や照明の光がモノに当たって反射し、目に入ると、角膜や水晶体で屈折して、目の奥にある網膜上に焦点を結び、像を映し出します。すると網膜はこの光の情報を電気信号に変えて脳に送り、それを脳の後頭葉という部分で「像」として認識することで、はじめてモノが見えるのです。
このとき角膜や水晶体の光を屈折させる力(屈折力)、角膜の形、目の奥行の長さ(眼軸長)などの関係で、網膜上の1点に光の焦点が合わないとクリアな像が形成されず、モノがはっきり見えません。このような状態を、近視・遠視・乱視などの屈折異常と呼びます。
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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが東京大学名誉教授・増田寛次郎先生監修のもと、編集しています。