めまもり - 目を動かすと痛い原因は?

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目を動かすと痛い原因は?

対処法や疑われる病気について解説

目を動かすと痛い!と感じたことはありませんか? このような痛みは、目に入ってしまった異物が原因で起こるほか、 目やまぶたの病気によって引き起こされることもあります。 この記事では、「目を動かしたときに感じる痛み」の原因や疑われる病気、 痛みへの対処法などについて解説します。

目を動かすと痛い!
考えられる原因とは?

目を動かしたときに痛みを感じる原因の1つは、砂やゴミなどの異物が目の中に入ってしまうことです。異物が目の中にあると、目を動かしたときにゴロゴロとした異物感や痛みを感じます。目の表面が異物によって傷ついて感染症に発展してしまうのを防ぐためにも、できるだけ早く異物を除去することが重要です。
コンタクトレンズのトラブルが原因で、「目を動かすと痛い」という症状が出ることもあります。この場合は、コンタクトレンズをはずせば目の痛みが軽減しますが、痛みを感じたら一度眼科を受診して原因を詳しく調べてもらいましょう。
ほかにも、さまざまな目の病気が原因で、「目を動かすと痛い」という症状が現れることがあります。また、日常生活の中で起きる事故(木の枝やボールなどが目に当たるなど)も、このような目の痛みの原因となります。放っておくと目に炎症が起きるなどして悪化することもありますので、気になる症状があるときは早めに眼科を受診しましょう。

眼科で主に診察する病気とは?
疑う病気、こんな病気の可能性も1,2)

角膜異物・結膜異物

ごみや異物が何かの拍子に目に入り、角膜(黒目の部分)に付着したり刺さったりした状態を「角膜異物」、結膜(白目の部分)やまぶたの裏側についた状態を「結膜異物」といいます。症状としては、目の痛みのほかにも、涙目や目の充血などがみられます。特に角膜異物では、視力障害が起こることもあるので注意が必要です。また、金属片(鉄粉など)が目に入ると数日のうちにサビが生じてきますので、眼科を受診してできるだけ早く取り除いてもらいましょう。

ものもらい(麦粒腫)

ものもらいとは、目の周囲にある分泌腺に細菌が感染することで起こる病気のことで、正式には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言います。地域によっては、「めばちこ」や「めいぼ」などと呼ばれることもあります。
ものもらいの症状の中で目立つのは、まぶたの腫れですが、まばたきをしたり目を動かしたりしたときに痛みを感じることもあります。目をこするなどして刺激してしまうと症状が悪化することがありますので、患部に触れてはいけません。
なお、ものもらいは、健康な人の体にも住みついているありふれた細菌が原因で起こる病気であるため、人から人へと感染することはありません。

さかさまつげ(眼瞼内反・睫毛乱生)

さかさまつげとは、まつげが異常な生え方をしているために、眼球に当たってしまう状態のことです。本来は外側を向いているはずのまつげが内側を向いて生えている状態のことを眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)といいます。また、まつげが色々な方向に生えている状態のことを睫毛乱生(しょうもうらんせい)といいます。いずれの場合でも、まつげが眼球に当たっていると、目を動かしたときにチクチクとした痛みを感じることがあります。目にキズがつくこともありますので、症状がある場合は眼科医の診察を受けましょう。

結膜結石

結膜結石とは、まぶたの裏側の粘膜部分に、白い小さな砂粒のようなものができることをいいます。この結石は、結膜の付近にあった老廃物などが石のように固まったものです。はじめのうちは結石が結膜表面から深いところに埋もれているので、症状はあまり出ないことが多いですが、結石が結膜の表面に出てくると眼球にあたるようになるため、目を動かしたときにゴロゴロするような痛みが現れるようになります。結石がそこにある限り、痛みなどの症状はなくなりません。結石は眼科で取り除いてもらうことができますので、痛みがある場合は我慢せずに眼科を受診しましょう。

角膜びらん

角膜びらんとは、角膜の表面を覆っている細胞の層(角膜上皮)にキズがついて、部分的に剥がれてしまった状態のことです。症状としては、目を動かすとゴロゴロとした痛みを感じることがあるほか、びらんの大きさによっては目に強い痛みを感じることもあります。また、人によっては、光をまぶしく感じることがあります。角膜上皮は再生が速いため、角膜びらんの治りは比較的早く、視力障害も残らないことがほとんどですが、再発することもあるので注意が必要です。

眼窩蜂窩織炎

眼窩蜂窩織炎(がんかほうかしきえん)とは、眼球が収まっている骨のくぼみ(眼窩)に感染による炎症が起きた状態のことです。眼窩蜂巣炎(がんかほうそうえん)と呼ばれることもあります。
症状としては、熱や痛みを伴うまぶたの腫れが日ごとに悪化していくという特徴があります。また、「目を動かすと痛い」、「目を動かしにくい」などと感じることがあるほか、結膜がむくむ(浮腫)、目が充血する、眼が前方に飛び出してくる、物が二重に見えるなどの症状が現れることもあります。さらに病状が進行すると、視力低下、発熱、体のだるさ、頭痛、吐き気などの全身症状が現れます。
眼窩蜂窩織炎は進行が早いため、早急に治療を行わないと、脳にまで影響が及んだり、病原菌が体全体に広がったりしてしまうことがあります1,2)

視神経炎

視神経炎とは、目から入った情報を脳に送り届けている「視神経」に炎症が起きた状態のことです。症状としては、目を動かしたときに痛みを感じることが多く、同時に視力低下や視野の異常を伴うケースも多いです。早急な治療が必要な場合もありますので、痛みと同時に視力の低下などが現れたときは、速やかに眼科を受診してください。

目を動かすと痛い時の対処法とは?

対処法1眼科を受診する

目を動かすと痛い場合は眼科を受診しましょう。特に、症状が改善しない場合や、痛みが日に日にひどくなっていく場合は、すぐに眼科を受診してください。また、目に鉄粉が入った可能性がある人や、視力低下など痛み以外の症状がみられる人、目以外の部位にも症状が現れた人は、速やかに眼科を受診しましょう。痛みの原因が分かっている場合には、以下のような対処法を行うと症状が改善することがあります。

対処法2ゴミや異物が入った場合は取り除く

目に異物が入ったときは、流水で洗い流すか、涙で自然に流し出されるのを待ちましょう。目をこすると眼球を傷つけてしまうことがあるので、こすってはいけません。異物が眼球に刺さってしまっているケースもありますので、なるべく早く眼科を受診しましょう。

対処法3目を冷やしてみる

目の周囲に起きた炎症が原因で痛みを感じている場合には、目を冷やしてみるとよいでしょう。タオルを巻いた保冷剤やアイスパック、あるいは氷水に浸けて固く絞ったタオルなどを使い、冷たすぎず「心地よい」と感じる温度で冷やします。ただし、長く冷やしすぎると血液の循環が悪くなることがあるので注意が必要です。

対処法4目薬をさす

目の痛みの原因がものもらいの場合は、市販の抗菌目薬を使うことで症状が改善する場合もあります。また、さかさまつげによってできてしまった角膜のキズも、軽度であれば、角膜保護作用のある目薬で改善する場合があります。実際に購入する際は、薬剤師と相談して適切な目薬を選びましょう。

日常生活でできる予防法

目の表面は、角膜上皮という細胞の層で覆われており、ウイルスや細菌などの微生物が簡単には進入できないようになっています。しかし、角膜結石、角膜びらん、さかさまつげなどが原因で角膜上皮にキズができてしまうと、微生物が付着・繁殖しやすくなります。
多くの場合、目に炎症を起こす微生物は、手指を介して目に入ってきます。病原体が目に持ち込まれないよう、コンタクトレンズのつけ外しの際には石けんやハンドソープを使って手を洗いましょう。

「目を動かすと痛い!」という症状は、目に異物が入ったとき、あるいは目やまぶたに何らかの異常が起きたときに現れます。放っておくと症状がひどくなったり、炎症が悪化したりすることもありますので、痛みが治まらない場合は早めに眼科を受診してください。
なお、目にキズがあるときにコンタクトレンズを使うと、治りが遅くなったり、症状が悪化したりすることがあります。目にキズができてしまった場合は、治るまでコンタクトレンズの使用を控えましょう。

参考文献

1) 中澤満他、標準眼科学第14版、医学書院、2018年

2) 医療情報科学研究所編、病気がみえる vol.12 眼科、株式会社メディックメディア、2019年

痛い目に、あう前に。眼科での定期検査で、
目のトラブルを早期発見。

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