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アキュビュー® 【公式】 目目(マメ)知識 目で食を楽しむ

 

私達は料理を舌の上だけで味わっているわけではありません。料理の味は、見た目にも大きく左右されます。視覚は、おいしく料理を味わうためにとても重要な感覚なのです。そして日本人は、食事の見た目をとても大切にする民族だと言えます。その証拠に、日本食には見た目を良くする様々な工夫がみられます。

 

 

ちょっと一手間「飾り切り」

そのひとつが飾り切りです。これは野菜などの食材を、季節の花や、祝い事にちなんだものの形に切るわざです。飾り切りには修行を積んだ板前さんにしかできない芸術的なものもありますが、ここでは、だれにでもマスターできる飾り切りの例をご紹介します。

そのひとつは、かぶの「菊花切り」です。かぶがバラバラに切り離れない程度まで、縦横に包丁を入れます。そしてその切れ目を広げてあげるだけで、あっという間に菊の花びらのできあがりです。かぶを、甘酢漬けなどにしていただく際にピッタリの切り方です。この他にも、大根やにんじんの「ねじり梅」や、なすの「茶筅(ちゃせん)切り」、扇の形に盛り付ける「末広切り」などは、家庭でも簡単にできる飾り切りの例です。もちろん、りんごの皮をうさぎの耳に見立てたむき方や、ウインナーをタコのように切るのも、りっぱな飾り切りの一種です。

 

 

見た目を良くし味も良くする「飾り切り」

しいたけを煮物にする場合や、焼き魚の下ごしらえをする際に、表面に十文字の切り込みを入れます。これを飾り包丁と呼びます。飾り包丁は、見た目を良くするばかりでなく、味をしみこみやすくし、火のとおりを良くする効果があります。

 

 

盛り付けの基本は「三」

料理の見た目をアップさせるのは切り方だけではありません。「盛り付け」にも、日本料理独特の特徴があります。まず、お皿に料理を盛り付ける際の構図は、三角形です。例えばお刺身の盛り合わせは、逆三角形にするとバランスよく見えるはずです。また、ひとつのお皿に複数の前菜などを盛り付ける場合は、三種類がベスト。小鉢などに山盛りにして盛る場合は、こんもりと三角形に。盛り付けの基本は、「三」と覚えておくと良いかもしれません。