アキュビュー® 【公式】 目目(マメ)知識 「目」のつく地名
あなたがお住まいの地域はどんなところですか。池や山が近くにありますか。田畑が多い場所ですか。地名には、その土地の特徴が表されている場合がよくあります。人の名前がつけられたものや、過去の出来事に由来するものなどもあります。また、体の部位が 地名の一部につけられているものも少なくありません。もちろん「目」のつく地名もたくさんあります。それらは、よく知られたものから、読み方さえわからないものまで様々です。ここでそのいくつかをご紹介しましょう。

「目」のつく地名、東日本、西日本
まずは、関東・東日本エリアから「目」のつく地名です。おなじみなのは、なんといっても「目黒(めぐろ)」。目黒では毎年、落語「目黒のさんま」にちなんだ「目黒のさんま祭り」が行われます。焼いたさんまを無料で配ることで話題となり、平成24年の来場客は推定3万5千人にものぼったそうです。目黒の他に、東京都豊島区にある「目白(めじろ)」や山形県にある「余目(あまるめ)」などが有名です。
西日本には、関目(せきめ)や赤目(あかめ)などがあります。
大阪府にある「関目」には、その昔、見張所が存在していたそうです。見張所、つまり目で見張る関所、があったことから、この名がつけられたと言われています。

ちょっと謎めいた地名
目のつく地名の中には、以下のようにちょっと謎めいた印象の珍地名があります。
山形県山形市 百目鬼(どめき)
埼玉県加須市 割目(わりめ)
石川県羽咋市柳田町 猫ノ目(ねこのめ)
愛知県知立市新林町 割目川(わるめがわ)
愛知県豊田市本新町 割目池(われめいけ)
愛媛県北宇和郡鬼北町 出目(いずめ)
熊本県天草市倉岳町棚底 目玉(めだま)
土地には、地名の由来に関する面白い言い伝えが残されていることがあります。あなたも、お住まいの地域や旅で訪れた場所などの地名の由来を調べてみませんか。地名にまつわる不思議な伝説に出会えるかもしれません。