アキュビュー®【公式】(EYE LIFE アカデミー) アレルギーと目薬

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楽しく学べる瞳の情報コラム EYE LIFEアカデミー

目がかゆい、充血する… そんなとき、市販の目薬を使っても大丈夫?

花粉症などアレルギーで目がかゆい、充血するなどの症状が出たとき、皆さんはどうしていますか? 市販の目薬を使用している方もいると思いますが、市販の目薬に含まれる成分が、逆に症状を悪化させてしまうこともしれません。アレルギーのある人は、自分の判断で市販の目薬を長期間使わず、眼科医に目薬やコンタクトレンズの装用について、あらかじめ相談しておきましょう。

眼科では、どんな目薬が処方される?

眼科では大きく分けて、抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー点眼薬、抗ヒスタミン作用のない抗アレルギー点眼薬、ステロイド点眼薬が使われます。抗アレルギー点眼薬は、花粉が飛散する前など症状が出る前から使い始めるとより効果的です。2種類以上の点眼薬を使う場合は、一つ目の目薬を点眼してから少なくとも5分ほど間隔をあけるなど注意が必要になりますので、眼科医に指示された手順に従って使うようにしましょう。

目薬をさしすぎてはいけないって本当?

目薬は、眼科医や添付文書の指示に従って使います。1度に何回もさす必要はありません。目に保てる液量は大人で20~30μLなのに対して、目薬は1滴30~50μLもあるため基本的には1回1滴で十分ですが、眼科医の指示がある場合は従ってください。また1日の中で目薬をさす回数は、目薬ごとに決まっています。決まった回数より少ないと十分な効果が得られません。反対に頻回にさすのもNGです。目薬は「薬」です。使用しすぎると副作用のリスクを高めることも。コンタクトレンズ装用時は、レンズの上からさしていい目薬とさしてはいけない目薬があるので、事前に眼科医に確認してください。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが東京大学名誉教授・増田寛次郎先生監修のもと、編集しています。