アキュビュー® 【公式】(EYE LIFE アカデミー) 目にも紫外線対策していますか?

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楽しく学べる瞳の情報コラム EYE LIFEアカデミー

紫外線で目にもシミができるって本当?

真っ白で透きとおった、赤ちゃんの白目。大人だって、いつまでもきれいな白目でいたいもの。でも実は、紫外線の影響で白目に茶色いシミのようなものができることがあります。
「瞼裂班(けんれつはん)」という目の病気で、白目の一部分が盛り上がり、シミのように黄色に変色します。主な原因は、加齢・光刺激(紫外線など)・物理的刺激の3つ。瞼裂斑に炎症が起こると、充血や痛みが出ることも。盛り上がった白目部分に涙が届かなくなり、ドライアイの原因にもなります。

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紫外線の目への影響はほかにも。紫外線角膜炎をはじめ、白内障や翼状片(よくじょうへん)など、さまざまな障害が出ることがあるので、きちんと対策をとりましょう。

  • 紫外線角膜炎:強い紫外線を浴びたときに起こる急性の炎症。スキー場でのいわゆる「雪目」も紫外線角膜炎の一つ。充血、異物感、眼痛などが起こる。
  • 翼状片:黒目(角膜)に向かって結膜が三角形状に入り込んでくる病気。屋外活動の時間が長いほど発症しやすいといわれる。
  • 白内障:水晶体が白く濁る病気。日本人に多く見られる皮質白内障というタイプでは、紫外線との関係が指摘されている。
  • 老眼:原因の一つである水晶体の硬化に、紫外線による活性酸素の発生が関係しているとされる。

 

目の紫外線対策にはどんなアイテムが?

紫外線のダメージは蓄積されていくため、日ごろから、目の紫外線対策を心がけることはとても大切です。定番の紫外線対策グッズといえば帽子や日傘ですが、実は、それだけでは目の紫外線対策には不十分。例えば、つばの広い帽子でも約6割、日傘では約1割しか眼に入る紫外線をカットできません。目を覆うメガネやサングラスを併用し、効果的に紫外線を防ぎましょう。ただし紫外線はレンズと顔の隙間からも入ってくるため、できるだけ顔にフィットするデザインを選ぶとより高いUVカット効果が得られます。

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UVカットつきコンタクトレンズもオススメ

コンタクトレンズのなかには、目に有害な紫外線を防ぐ「UVカット機能」がついたタイプがあります。レンズによりカット率は異なり、最近では紫外線B波を99%カットするというレンズも登場しています。UVカットコンタクトレンズなら、メガネやサングラスの隙間から入ってくる紫外線対策にも。今年の夏は、お肌のシミ対策だけでなく、帽子+サングラス+UVカットコンタクトレンズで目にも紫外線対策を。将来できるかもしれない「目のシミ」を防ぎましょう。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが東京大学名誉教授・増田寛次郎先生監修のもと、編集しています。