老眼の検査方法について
~眼科ではどのように
診断するのか~
老眼の症状を感じたら、進行を早めないためにも、眼科医による検査を受けることが大切です。この記事では、具体的な老眼の検査方法について詳しく解説します。
老眼の症状とは
老眼は、加齢によって目の調節機能が衰えて、近くにあるモノが見えづらくなった状態です。老眼になると、スマートフォンや新聞などの細かい文字を読むときに、以前よりも少し離さないと見えにくくなったり、遠くから近くに視線を移すとぼやけて見えたり、目が疲れやすくなったりします。
近くが見えづらいのに無理して見ようとすると、目が疲れることがあるため、遠近両用コンタクトレンズなどで矯正して、目の負担を軽減することを検討してみるのが良いかもしれません。老眼の症状が現れたら、早めに眼科医に相談しましょう。
老眼を診断するための検査
自分で老眼と思っていても、他の病気が隠れているケースがあります。眼科では、老眼が疑われる場合でも、他の病気や異常がないかを調べるために、まずは基本的な目の検査から行われ、さまざまな検査結果から最終的に「老眼」と診断されます。
視力の測定
視力検査は、眼科で行われる検査の基本中の基本ともいうべきものです。一般的には、ランドルト環と呼ばれるアルファベットの「C」に似た記号が書かれた検査表を一定の距離から見て、環の切れ目が識別できるかどうかを調べます。
眼圧測定
眼圧とは、眼球の形を維持するために必要な目の中の圧力のことです。眼圧は、目の中を満たしている液体(房水)の量によって変動します。眼圧測定は、目の病気を発見する手がかりになります。
細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ)
フルオレセインと呼ばれる蛍光色素をつかい、細隙灯顕微鏡で特殊な光をあて、眼球の状態を観察します。目にキズがあるとその部分が緑を帯びた蛍光色に染まるため、キズの有無や程度を調べることができます。
近見視力検査
一般的に視力検査というと、5m離れた距離で測定する「遠見視力」を調べる検査のことをいいますが、老眼の場合は30cm離れた距離から見る「近見視力」の検査表を使用して近方視力検査では、裸眼で見た視力(裸眼視力)と、レンズで矯正した視力(矯正視力)の両方を調べます。
以上の検査の他にもいくつか検査をし、全ての検査結果をもとに「老眼」と診断されます。老眼と診断されたら自分にあった老眼の矯正方法を検討しましょう。
まとめ
老眼の症状を感じたら、早めに眼科医による検査を受けましょう。コンタクトレンズで老眼を矯正する場合は、遠近両用コンタクトレンズがあります。度数を測る検査で、自分に合ったレンズを確認してもらいましょう。
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◎ご使用前に必ず添付文書をよく読み、取扱い方法を守り、正しく使用してください。
●使用期間を超えることなく、定期的に新しいレンズと必ず交換してください(2週間交換タイプ)。
●使用済みレンズは再装着しないでください(1日使い捨てタイプ)。
●装用スケジュールおよび装用時間を正しく守ってください。
●定期検査は目に異常を感じなくても必ず受けてください。
●少しでも異常を感じたら、直ちにレンズをはずして眼科医の検査を受けてください。
●連続装用はできません。眠るときは必ずレンズをはずしてください。
●適切なレンズケアを行ってください(2週間交換タイプ)。
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※ 装用感、見え方には個人差があります。