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老眼とは何か?ピント調整のしくみと原因について

年齢を重ねると、私たちの目にもさまざまな影響が出てきます。老眼はその代表的なものといってよいでしょう。すべての人に起こります。小さい字が読みづらい、手元にピントが合いづらい…などの症状が出たら、老眼のはじまりかもしれません。今回は、老眼とは何なのか、そのメカニズムと原因についてお伝えします。

 

 

目次

1 老眼とは何か?

2 老眼のメカニズム

3 老眼は誰にでも起こる

4 まとめ

 

 

老眼とは何か?

老眼は、加齢にともなって起こります。誰にでも遅かれ早かれ訪れます。

老眼とは、近くのモノを見たときに、うまくピントを合わせられない状態です。目の中にある水晶体が、老化によって弾力を失い、調節機能が低下することが原因で起こるといわれています。

老眼になると、近くの文字がみえづらい、薄暗い場所で文字が見えにくくなる、手元にピントが合いにくいといった症状が現れます。

 

 

老眼のメカニズム

私たちは、モノから反射した光を目で感知し、その情報を脳に送ることで、モノを見ることができます。

目において、カメラのレンズとよく似た機能をしているのが水晶体です。水晶体を厚くしたり薄くしたりして、光の屈折を変えることで、目の奥にある網膜の上に像を結ぶ働きがあります。

近くのモノを見るときは、水晶体を厚くし、目に入ってきた光を大きく屈折させて、網膜上にきちんとピントが合うように調整します。若いときは水晶体が柔軟なので、簡単に厚みを変えられます。

しかし、年齢を重ねると、水晶体は弾力を失って硬くなります。その結果、手元を見ても水晶体が厚くならず、光を適正に屈折させることができなくなるため、網膜の上でピントが合わなくなるのです。

網膜にピントが合わなくなると、当然ながらモノがぼやけて見えます。つまり、老眼とは老化による水晶体の調節異常なのです。

 

 

老眼は誰にでも起こる

老眼は誰にでも起こる目の現象です。年齢を重ねると、誰もがいずれ経験することになります。

よく「近視だと老眼にならない」といわれていますが、それは正しくありません。ただ、近視や遠視の有無や、その矯正方法によって、老眼を自覚する時期や見えづらさの程度に個人差が出てきます。

老眼の初期段階では、自覚症状があっても老眼であることを認めなかったり、老眼鏡をかけるのをためらったりする人が多いのが実情です。

しかし、無理をして近くを見続けていると、目に負担がかかってしまう可能性があります。がまんをしないで老眼を矯正して、快適な見え方にすることをおすすめします。

老眼は、老眼鏡や遠近両用眼鏡だけでなく、遠近両用コンタクトレンズでも矯正することができます。

 

 

まとめ

老眼とは、加齢により、目のピント調整を果たす水晶体が硬くなり、近くにピントを合わせることが難しくなった状態です。そのため、近くのモノが見えにくくなります。

 

老眼は、近視でも遠視でも、誰にでも起こる目の老化現象です。近くが見えづらくなったのに無理をしていると、目の疲れや不調につながります。老眼かなと思ったら、早めに眼科を受診しましょう。