目が充血する仕組みとは?
しろ目が真っ赤になる原因と考えられる病気

ふと鏡を見たら、目が赤くてびっくり。こんな経験のある人も多いかもしれません。目が疲れたり、スマホを見過ぎたりすると目が充血することがあります。普段白い目がどうして赤く充血するのでしょうか。今回は、目が充血する仕組みや、充血以外で目が赤くなる可能性について詳しくみていきます。

目が充血する仕組み

目の充血は目の血管が膨らんで、全体的に赤く見えている状態です。
しろ目の表面は「結膜」と呼ばれる薄い透明な粘膜で覆われています。結膜には多くの血管が通っていますが、とても細いので、通常は外側から見ても目立ちません。この血管が拡張すると、赤く目立つようになります。

こんなときに目は充血しやすくなる

以下のような状況では、目が充血しやすくなると考えられます。それぞれの場合の、しろ目が赤くなる仕組みについて確認してみましょう。

ドライアイ(乾燥性角結膜炎)

ドライアイは、涙の量が少ない、または涙液の蒸発が多いことでおこり、目の結膜と角膜(黒目)の慢性的な乾燥によりおこる病気です。ドライアイの危険因子には、加齢、ライフスタイル(長時間画面やスマホなどを見る)、生活環境(低湿度、エアコン下、送風など)、コンタクトレンズの装用、喫煙などがあります。

目が炎症を起こしている

細菌やウイルス、ハウスダスト、花粉などが目の中に入ってくると、体はこれらを異物とみなして、炎症反応を起こします。

外的な要因から充血が引き起こされることがある

外部からの異物・刺激によって、目の充血が引き起こされることがあります。例として挙げられるのは、塵や煙、化学物質、大気汚染物質、強烈な紫外線、乾燥、プール中の塩素などです。また、コンタクトレンズの使用法にも注意が必要です。コンタクトレンズを装用したまま寝てしまったり、長時間装用したり、あるいはコンタクトレンズケアが不十分または不適切であると、目が充血することがあります。

目の充血を引き起こす病気の種類

結膜炎

結膜炎とは、結膜に炎症が起きた状態のことです。症状として結膜の充血がみられるほか、目やにが出ることもあります。原因は、細菌やウイルスの感染、異物による刺激、アレルギーなどです。なかでも、アレルギーが原因の場合を「アレルギー性結膜炎」といいます。花粉に対するアレルギー(花粉症)を持っている人には、結膜炎による目の充血がよく見られます。

角膜炎

角膜炎とは、角膜に炎症が起きた状態のことです。感染性角膜炎では角膜に傷がつくと、その部分に細菌などが入り込んで炎症が起き、目が充血するなどの症状がみられます。角膜炎は、コンタクトレンズの不適切な使い方が原因になることもある病気です。

強膜炎

強膜炎とは、眼球の最も外側を構成する膜に炎症が起きた状態のことです。充血のほか、目の痛み、まぶしさ、涙目といった症状が現れます。これらの症状は、眼球の一部だけに現れる場合もありますが、眼球全体にみられることもあります。原因不明のことが多く、市販の目薬などでは簡単には治りません。ほとんどのケースで、ステロイドや免疫抑制薬の投与が必要になります。

ぶどう膜炎

ぶどう膜炎とは、ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜からなる膜状の構造)に起こる炎症のことです。原因として多いのは、自己免疫(免疫系が誤って自分の体を攻撃してしまう状態)とされています。ほかにも、外傷や感染症などが原因で起こることもあります。みられることの多い症状は、目の充血、視力低下、目の痛み、まぶしさなどです。

緑内障

緑内障とは、視覚をつかさどる視神経が障害される病気で、原因として眼球内の圧力(眼圧)の上昇が関係している場合があります。初期には自覚症状がないことがほとんどですが、進行すると、視野の中に見えない場所(暗点)が現れたり、視野が狭くなったりし、重度になると失明してしまうこともあります。多くの場合、緑内障はゆっくりと進行し、充血などの症状は伴いませんが、急激に眼圧が上昇する急性緑内障発作が起きた場合には、目の痛み、充血、目のかすみ、頭痛、吐き気などの症状がみられます。

しろ目が真っ赤な場合は「結膜下出血」の場合も

しろ目が赤くなる場合には、充血と出血の2パターンがあります。充血の場合は血管が拡張しているので、血管と血管の間に白い隙間があります。しろ目がペンキで塗ったように隙間なく真っ赤になっているのであれば、出血の可能性があります。
目をこすったり、ぶつけたりすると、結膜の下にある小さな血管が破れて出血を起こすことがあります。それが結膜下にたまるため、真っ赤に見えるのです。通常、多少の違和感はあるものの、激しい痛みなどはありません。この状態を「結膜下出血」といいます。
結膜下出血の原因は多岐にわたるため、自己判断はせず、眼科医に相談しましょう。

目の充血がみられたら眼科の受診を

充血には、白目が赤くなる結膜充血と角膜の周りに青紫色の充血がみられる毛様充血の2種類があります。結膜充血の治し方としては目薬が一般的ですが、特に角膜の周りに充血がみられる「毛様充血」というタイプの充血には、重い病気が隠れていることがあります。自分ではどちらのタイプかわかりにくいこともありますので、正しい診断・治療を受けるために眼科を受診しましょう。

まとめ

充血は、血管の血液量が増えて、目の血管が拡張することで起きます。目が赤くなったからといって必ずしも炎症などの病気があるとは限りませんが、何かの病気が原因で赤くなっている可能性もありますので、早めに眼科で診てもらうようにしましょう。

参考サイト

公益財団法人 日本眼科学会
https://www.nichigan.or.jp/public/disease/

MSDマニュアル プロフェッショナル版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB

 

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