【かすみ目とは?】 目がかすむのはなぜ?
モノがかすんで見える「かすみ目」。日常生活の中で、ふとしたときにかすみを感じたことがある人も多いのではないでしょうか。一口にかすみ目といってもさまざまな原因が考えられ、放置していると大きな影響が出てくる可能性があります。ではかすみ目にはどのような原因があるのでしょうか。ここでは、かすみ目になる原因として考えられることをいくつか解説します。
かすみ目の原因
かすみ目はあらゆる場面で起こります。かすみ目には次のような原因が考えられます。
目の乾燥
長時間パソコンやスマートフォンを使用していると、無意識にまばたきの回数が減ります。すると目が乾きやすくなり、目がかすむ症状があらわれることがあります。
白内障
白内障とは、水晶体が白く濁ってしまう病気です。目に光が入りにくくなり、目のかすみやまぶしさを感じることがあります。主な原因は加齢です。
初期には、“かすみ目かな?” と感じる程度ですが、進行してくると、矯正視力(メガネやコンタクトレンズで矯正した視力)が落ちてきます。
ドライアイ
ドライアイとは、涙の量や質の問題で目が十分にうるおわなくなった状態をいいます。
涙は、目をうるおし乾燥などから守る役割があるとされています。ところが加齢や炎症、コンタクトレンズの使用などにより、目をうるおしている涙が蒸発しやすくなり、乾燥感や疲れ、かすみ目といった症状につながる場合があります。

コンタクトレンズやメガネの度数が合わない
度数の合っていないレンズを装用していると、当然見えにくく、かすみ目の原因になります。
また、度数が合っていても、老眼の対策をしていないとかすみ目の原因となってしまう場合があります。
まとめ
疲れなどによる一時的なかすみ目は、休息をとれば回復するといわれていますが、中には重大な病気が潜んでいることがあります。単なるかすみ目と思って放置せず、気になる場合は早めに眼科医に相談するようにしましょう。